空色(そらいろ)

空色(そらいろ) 青色系統

色名・別名・系統

色名(かな) 空色(そらいろ)
別名 空天色(くうてんしょく)、碧天(へきてん)
系統 青色系統

空色の色情報・カラーコード

Webカラー(HTML) #58B0E3
RGB R:88 G:176 B:227
CMYK C:60% M:15% Y:0% K:0%

空色について

空色は晴れた空のような明るい青

空色そらいろとは、晴れ渡った青空のような明るい青色のことです。
より淡い青みがかった水色を指すこともあります。

空の色はいつも青いわけではありませんが、空の色といえば、多くの人が真っ青に晴れた明るい青を思い浮かべます。
これは世界的に共通の認識で、多くの言語の青色には、空に関連した単語や表現が存在します。
明るい青を表現したいと思った時に、真っ先に思い浮かぶのが空(または海)の色なためでしょう。
空や水のように、誰もが思い浮かべることができる事象の名前を借りて、特定の色を表現しようとした工夫が多くの言語に見られます。
これらは二次的色彩語とも呼ばれ、空色そらいろ水色みずいろ草色くさいろなどが該当します。

西洋では空色そらいろに宗教的な意味を持つことが多いです。例えば、英語とフランス語で空を意味する、sky(英語)、ciel(フランス語)は天国の意味も持っています。
日本では空には宗教的な意味はなく、藍染めの中の一つの色に過ぎません。

空色は最初明るい青ではありませんでした

日本では空色そらいろは平安時代あたりから見られる色名です。
源氏物語の中で、光源氏が朝顔の君へ送る手紙の色であったり、六条御息所が亡くなった際の弔問の手紙の色として使われています。
空色が使われた場面はもののあはれを感じさせたり、人が亡くなりして物憂げな場面であるため、明るい青ではなく、もっとくすんだ薄い青色を指していたようです。

空色が明るい青色を指すようになったのは江戸時代とされています。
江戸時代中頃に作られた染見本に空色の名が見られます。
江戸時代には地味な色が好まれたせいか、空色そらいろをもとにした空色鼠そらいろねずというくすんだ空色も染められていました。
他には空色に赤みを足した紅掛空色べにかけそらいろという色も生まれました。

日本には空に関する多彩な表現があり、碧空(へきくう)や蒼天(そうてん)などがあります。