色名・別名・系統
| 色名(かな) | 藍海松茶(あいみるちゃ) |
| 別名 | 特になし |
| 系統 | 緑色系統 |
藍海松茶の色情報・カラーコード
| Webカラー(HTML) | #394B2B |
| RGB | R:57 G:75 B:43 |
| CMYK | C:30% M:0% Y:60% K:80% |
藍海松茶について
藍海松茶は海松色を藍がからせた暗い黄緑色
藍海松茶とは、黄色がかったくすんだ緑色のことです。
海松茶を青みがからせた色みの弱い黄緑です。海松色よりも暗い色。
海松は浅瀬の岩に生える、末広がりの形状が松のように見える海藻のことです。
藍海松茶は江戸後期の人気色
江戸後期に書かれた随筆「愚雑俎(ぐざつそ)」には、「今あいみる茶といふものは、素みる茶に藍をかけし色なれば」との記述があります。素みる茶は素海松茶、つまり海松茶のことです。茶色に青を掛け合わせた色となります。
元禄年間(1688~1703)の頃に生まれた色で、四十年後の元文年間(1736~1741)には少し明るい色となり、男物の小袖の地色として再流行したそうです。
少し後の宝暦年間には(1751~1764)には麻の裃の色としても人気となったそうです。
江戸時代の国学者・喜多村信節が文政13年(1830)に記した「嬉遊笑覧」には、「男女衣服流行の染色~元文の頃丈長く袖少し大く御服袖口とて針かず少く縫ゆき長く黒袖べり色は檳榔子くり梅藍みる茶木賊色」と書かれており、江戸後期においても男女問わない人気があった事が分かります。
また、「あ(逢)いみ(見)る=見つめ合う」色として遊郭などで人気があったと言われています。
