洗朱(あらいしゅ)

洗朱(あらいしゅ) 赤色系統

色名・別名・系統

色名(かな) 洗朱(あらいしゅ)
別名 特になし
系統 赤色系統

洗朱の色情報・カラーコード

Webカラー(HTML) #F6937B
RGB R:246 G:147 B:123
CMYK C:0% M:52% Y:48% K:0%

洗朱について

洗朱は薄くなった朱色

洗朱あらいしゅとは、黄みがかった明るい赤色あかいろのことです。
「洗」は色が薄くなった、という意味で、朱が風雨に洗われて色が薄くなった朱色しゅいろを意味します。

元は朱塗りの漆器に使われていた色で、赤みを強くした朱色しゅいろに近い色から、黄みの強い橙色だいだいいろに近いまで幅い色を意味します。
江戸時代になってからは染物に使われるようになりました。
洗朱あらいしゅは明治後期に流行したのですが、この頃に日本文化を大切にしようという気運が高まり、古代の色が流行し、また伝統的な日本調の色が新しく登場しました。
洗朱あらいしゅはそうした色の一つで、他には海老茶えびちゃ紫紺しこん鉄色てついろなどがあります。

洗朱あらいしゅ朱色しゅいろの絵具を澄んだ朱色しゅいろにする工程である「朱を洗う」に由来する色だともいわれます。
朱の成分は硫化水銀で、比重が重いため、水に混ぜて放置しておくと、表面に黄色成分である硫黄が浮いてきます。
これを取り除き、同じことを五回ほど繰り返すと、黄みの無い深い赤色になります。
この場合見本色とは違ってくるように思います。