色名・別名・系統
| 色名(かな) | 浅紫(あさきむらさき) |
| 別名 | 薄色(うすいろ)、浅紫(うすいろ) |
| 系統 | 紫色系統 |
浅紫の色情報・カラーコード
| Webカラー(HTML) | #C09BC4 |
| RGB | R:192 G:155 B:196 |
| CMYK | C:20% M:40% Y:0% K:3% |
浅紫について
浅紫は赤みの薄い紫で限られた人が使えた色
浅紫とは、赤みがかった薄い紫色のことです。
単に「濃き」「薄き」といえば、赤でも青でもなく紫の濃淡を表すとされ、薄色とも呼ばれます。
古代日本では紫は最高位の色であり、色の濃淡に関わらず高貴な色であり使える人は限られており、浅紫は高位の服色として定められていました。
日本初の法律である大宝律令では、浅紫は三~六位の色として定められ、養老令では二~五位の色とされました。
浅紫は平安文化を彩った色
平安時代の格式を定めた延喜式には三段階の紫が定められており、そのうち最も明るい色が浅紫です。
浅紫の染料についても書かれており、綾一疋に紫草五斤、酢二升、灰五斗、薪六十斤とされ、紫草、薪の使用量は深紫の六分の一となっています。
襲の色目では藤や楝、二つ色などの表地や裏地に薄色の名があり、季節を彩る色として使われました。
織色には浅紫の名はありませんが、薄色の名はあり濃色(紫)と白を使って織られます。
やがて誰でも使えるようになりましたが、高貴な色であり続けました
平安時代になると、濃い紫色は変わらず最上位の色でしたが、浅紫は官位の色からは外れ、誰でも使える許し色になっていきます
とはいえ紫は高貴な色であることには変わらず、延喜式にも浅紫の名があります。
そもそも紫色は染めるのに手間も時間もお金もかかったので、薄くても紫色である以上気軽に使用できる色ではありませんでした。
