浅緑(あさみどり)

浅緑(あさみどり) 緑色系統

色名・別名・系統

色名(かな) 浅緑(あさきみどり)
別名 浅緑(うすみどり)、浅緑(せんりょく)
系統 緑色系統

浅緑の色情報・カラーコード

Webカラー(HTML) #91C041
RGB R:145 G:192 B:65
CMYK C:45% M:0% Y:95% K:5%

浅緑について

浅緑は芽吹いた若葉を思わせる薄い黄緑色

浅緑あさきみどりとは、鮮やかな黄緑色のことです。
「浅」は薄い緑色ではなく、黄色に近いことを表し、芽吹いた若葉を思わせる薄い黄緑色の色名です。
「うすみどり」「せんりょく」とも読みます。
対になる色として深緑ふかきみどりがありますが、こちらは青みの緑色です。
薄緑うすみどりという色もあり、こちらは黄色みのない薄い緑色です。

春に芽を吹く若葉の黄緑色は、「万葉集」の時代から浅緑あさきみどりと呼ばれてきました。
そして浅緑あさきみどりを代表する植物は「万葉集」の歌では柳でした。
万葉集には「浅緑 染め掛けたりと 見るまでに 春の柳は 萌えにけるかも」という歌があり、平安時代の新撰万葉集には「浅緑 野辺の霞は 包めども こぼれてにほふ  花桜かな」など、春の緑を彩る言葉として、奈良時代から平安時代において使われているのが分かります。

浅緑は身分制度にも使われた色

浅緑あさきみどりは奈良時代から身分制度のための位色としても使われました。
天武天皇が天武天皇14年(685)に冠位四十八階を定めた際に、浅緑あさきみどりは務位の色となります。
天平宝字元年(757)に施行された養老律令の中の衣服令では、下から二番麺の七位の袍の色となりました。
延喜5年(905)に編纂された延喜式においては、七位の色となっています。
延喜式に定められた浅緑あさきみどりの染料について、「浅緑綾一疋、藍半囲、黄蘗二斤八両、帛一疋」とあります。