色名・別名・系統
| 色名(かな) | 小豆色(あずきいろ) |
| 別名 | 特になし |
| 系統 | 赤色系統 |
小豆色の色情報・カラーコード
| Webカラー(HTML) | #8F4C53 |
| RGB | R:143 G:76 B:83 |
| CMYK | C:0% M:60% Y:30% K:50% |
小豆色について
小豆色は小豆の実のような色
小豆色とは、小豆の実のような、茶がかった少し暗めの赤色です。
小豆は縄文遺跡から見つかり、古事記にも登場する、日本に古くから存在する植物ですが、小豆色という色名が誕生したのは江戸時代になってからです。17世紀に俳諧、浄瑠璃などに登場しているので、江戸前期に色名ができたのではないでしょうか。
小豆色が着物の表地にも使われるような流行色になったのは江戸中期以降で、赤小豆縞という柄が流行したそうです。
明治から大正時代になっても人気があり、着物の色として使われていました
小豆色から派生した色として小豆鼠、小豆茶が生まれています。
小豆色はかつて旧国鉄など多くの鉄道車両の色として使われていました。
小豆色を少し濃くしたような「マルーン色」は、現在でも関西圏の私鉄「阪急電車」や、近鉄電車の一部車両の色として使われています。
小豆には厄を払う力があるとされた
古代から赤色は魔除けや厄除けに効果があると信じられていました。そのため、小豆の赤茶色には魔除けや厄払いの力が宿っているとされ、季節の変わり目、月初め、月の中日、お祭りの前などに、神様を捧げられた後に、小豆粥のような形で食されました。
江戸時代になると、祝い事に赤飯や善哉を食べるという習慣として定着しました。
現在でも、1月15日の小正月には小豆粥を食べますし、子供が一生食べ物に困らないよう願う、お祝いの儀式「お食い初め」の時にも、赤飯を炊きます。
