紅藤色(べにふじいろ)

紅藤色(べにふじいろ) 紫色系統

色名・別名・系統

色名(かな) 紅藤色(べにふじいろ)
別名 紅掛藤(べにかけふじ)、紅富士色(べにふじいろ)、若藤(わかふじ)
系統 紫色系統

紅藤色の色情報・カラーコード

Webカラー(HTML) #C98FBF
RGB R:201 G:143 B:191
CMYK C:19% M:50% Y:0% K:0%

紅藤色について

紅藤色は紅がかった藤色

紅藤色べにふじいろとは、少しくすんだ赤紫のことです。紅がかった藤色ふじいろともいえます。
薄い藍染で浅葱色あさぎいろに染めてから、紅花、もしくは蘇芳すおうで染め重ねる染色法から「紅掛藤(べにかけふじ)」とも呼ばれました。
紅より蘇芳を使うことが多かったようです。紅は高価だからでしょう。

紅藤色は江戸時代から大正時代まで人気の色でした

紅と藍という二つの「あい」を使った色は、平安時代には二藍ふたあいと呼ばれましたが、紅藤色べにふじいろ二藍ふたあいの一部といえるかもしれません。
二藍ふたあいは若者は濃い赤紫に近い色を身につけ、年配の方は薄い青色に近い色を身につけていたそうです。
この傾向が江戸時代にまで続いたのかは分かりませんが、赤紫よりの紅藤色べにふじいろは若向け、藤色ふじいろは年配向けの色とされました。
紅藤色べにふじいろは若向けの藤色ふじいろということで「若藤(わかふじ)」ともよばれたそうです。

江戸時代が終わっても紅藤色べにふじいろの人気は衰えず、明治後期にも流行し、大正時代には「紅富士色」と名前を変えて再度流行したそうです。