牡丹色(ぼたんいろ)

牡丹色(ぼたんいろ) 紫色系統

色名・別名・系統

色名(かな) 牡丹色(ぼたんいろ)
別名 特になし
系統 紫色系統

牡丹色の色情報・カラーコード

Webカラー(HTML) #B93D96
RGB R:181 G:61 B:150
CMYK C:27% M:90% Y:0% K:0%

牡丹色について

牡丹色は牡丹の花の色

牡丹色ぼたんいろとは、鮮やかな赤紫色のことです。
春から夏に大輪の花を咲かせる牡丹の花びらのような色です。
牡丹色ぼたんいろは明治時代に化学染料が普及してから、一般に広まった色です。
明治時代に爆発的に流行し、牡丹の花のような鮮やかな赤紫色は、女性たちに絶大な人気を得ました。
大正11年にも流行色となっています。
色名は平安時代に襲の色目の中に牡丹(ぼたん、ほうたん)「表:淡蘇芳、裏:白」の名で既に存在していましたが、明治時代になるまで染められることはなかったようです。

牡丹の花は富貴の花として愛されてきました

牡丹の花は奈良から平安時代にかけて中国から輸入され、平安時代に「富貴の花」として「ほうたん」の名で観賞されていたそうです。
牡丹は平安末期に武士が登場した際に、甲冑や刀装具に描かれる図柄として、強さの象徴である、獅子や龍、不動三尊像などが描かれました。 百花の王とされた牡丹もまた、唐草と組み合わされたり、百獣の王である獅子との組み合わせなどで、大胆かつ威厳のある図柄で配されました。

平安から室町時代には寺院で栽培され、江戸時代には元禄から宝永年間の間には、庶民の間で牡丹の栽培が流行するようになりました。同じ時期に刊行された園芸書「花壇地錦抄」には、300品種以上のボタンが掲載されています。
中国では「百花の王」とも呼ばれており今でも絶大な人気があり、牡丹は中国の国花となっています。
中国と日本では牡丹の花の形の好みに違いがあり、中国では牡丹の花芯が見えないほど花弁が重なる八重や千重のようなものが好まれ、日本で愛されたのはもっと単純な形の一重や清楚な雰囲気の花です。