江戸茶(えどちゃ)

江戸茶(えどちゃ) 茶色系統

色名・別名・系統

色名(かな) 江戸茶(えどちゃ)
別名 特になし
系統 茶色系統

江戸茶の色情報・カラーコード

Webカラー(HTML) #7D4630
RGB R:125 G:70 B:48
CMYK C:0% M:54% Y:60% K:60%

江戸茶について

江戸茶は江戸生まれを強調した茶色

江戸茶えどちゃとは、黒みの少ない明るい茶色のことです。
江戸で産まれた新しい茶色という意味と、流行の最先端の色である、という意味を込めて名付けられました。
これは京都に対抗する意味もあったと思います。
江戸と名のつく色はいくつかあって、江戸紫えどむらさき江戸鼠えどねずなどがあります。

江戸茶えどちゃは江戸前期に生まれた色で、「憲法色けんぽういろ」や「鳶色とびいろ」と並ぶ流行色で、小袖に使われたそうです。

江戸茶は男性がお洒落をして遊ぶ時の色

遊郭の指南書には、「色道大鏡(しきどうおおかがみ)」には遊郭に通う客の帯について「黒を最上とす。茶色もよろし。茶の中にも江戸茶、黄唐茶を制す」と記されており、男性が好んできたお洒落をする色として好まれました。
寛文七年(1677)に刊行させた「御ひいなかた」にも、「ぢゑどちや」など小袖の染め色として見られます。
江戸茶えどちゃは、楊梅で下染めしてから、蘇芳や茜で赤みを加えて色を出したと考えられています。