色名・別名・系統
| 色名(かな) | 藤紫(ふじむらさき) |
| 別名 | 大正藤(たいしょうふじ) |
| 系統 | 紫色系統 |
藤紫の色情報・カラーコード
| Webカラー(HTML) | #8781BD |
| RGB | R:135 G:129 B:189 |
| CMYK | C:50% M:50% Y:0% K:0% |
藤紫について
藤紫は明治文化を代表する色
藤紫とは、明るい紫色のことです。
平安時代から江戸時代の間、女性に常に人気のあった藤色と、高価で高貴な憧れの色である紫色を合わせたような色で、藤色がかった紫色ともいえます。
江戸後期に当時の染物書に現れた色ですが、明治や大正になってからが、藤紫が脚光を浴びる時期です。
化学染料が日本に到来し、より彩度の高い鮮やかな色の表現が可能になり、明治開花によるハイカラ趣味のマッチする色として人気を博しました。
樋口一葉や夏目漱石の小説に登場し、鏑木清方、上村松園などの美人画には藤紫の着物が描かれるなど、明治文化を代表する色名の一つとなりました。
美人画に書かれた「薄藤色」は藤紫のことだという説もあります。
大正時代にも人気は続き、特に女性の間で流行し大正浪漫を代表するような人気色であり、「大正藤」ともよばれました。
話は変わりますが、あんこは砂糖の量が少ないほど生豆に近い美しい藤紫になるそうです。
糖度が高いほど、加熱すると糖分が焦げて黒くなるとか。
