色名・別名・系統
| 色名(かな) | 深紫(ふかきむらさき) |
| 別名 | 深紫(こきむらさき)、濃色(こきいろ)、濃紫(こむらさき)、黒紫(ふかきむらさき) |
| 系統 | 紫色系統 |
深紫の色情報・カラーコード
| Webカラー(HTML) | #3F2B4F |
| RGB | R:63 G:43 B:79 |
| CMYK | C:45% M:60% Y:0% K:70% |
深紫について
深紫は最も濃い紫色
深紫とは、黒みがかった濃い紫色のことです。
紫根(紫草の根)で何度も染められた、二十回も染められることもある、紫色の中で最も濃いとされる色です。
ほのかに青味を感じ、深紫で染められた布地は日光に当たると表面が赤みが増して輝くそうです。
「こきむらさき、こむらさき」とも読みます。
また単に「濃色(こきいろ)」とも呼ばれます。
ちなみに薄色は薄い紫色です。
平安時代に紫色は特別な色とされ、色の濃い薄いという話題の時、その色をわざわざ紫と確認する必要もないほどでした。
深紫は最上位の色
深紫は、天皇、上皇、皇太子を別にすれば、臣下の中で最高位の色になります。
上には天皇しかいない最上位の色と言う意味で「至極色」と呼ばれることもあります。
推古天皇十一年(603)に、聖徳太子が定めた冠位十二階における最高位の色が紫で、後に七色十三階冠や衣服令などに登場する「深紫」と同じ色とされます。
親王および一位の位袍の色目として当初から限られた人しか身に着けられない禁色とされていました。
平安時代の格式を定めた延喜式にも深紫に使う染料が規定されています。
延喜式には「深紫、綾一疋。紫草卌(三十)斤。酢二升。灰二石。薪三百六十斤」で、浅紫の六倍も必要でした。
