色名・別名・系統
| 色名(かな) | 萩色(はぎいろ) |
| 別名 | 特になし |
| 系統 | 桃色系統 |
萩色の色情報・カラーコード
| Webカラー(HTML) | #E25699 |
| RGB | R:226 G:86:153 |
| CMYK | C:0% M:80% Y:0% K:5% |
萩色について
萩色は萩の花の色
萩色とは、鮮やかな濃い桃色(ピンク色)のことです。
日本各地の山野で見られる萩の花のような色を指します。
萩は古代において日本人が大好きな花で、約4500首ある「万葉集」の中で、萩の歌は142首、梅は119首、桜は41首と花を詠んだ歌の中では一番多いです。
平安時代では、その可憐な花色が女性の心をとらえ、萩色は宮中の女性たちが好む色の一つになっていました。
枕草子には「女房の装束、裳・唐衣をりにあひ、(中略)朽葉の唐衣・淡色の裳に、紫苑・萩などをかしうてゐ並みたりつるかな」と、宮廷に仕える女房たちが、早秋の、葉の朽ちた黄色、紫苑色、萩色などの衣裳を着ていることを称賛しているくだりがあることから、萩色の美しさは清少納言も認めていたことが分かります。
襲の色目にも名があり、萩/芽子(はぎ)「表:紫 裏:白」で、7月から9月に着る色とされ、季節としては秋になります。
萩の花は秋を彩ります
萩は秋を代表するような植物であるため、草(くさかんむり)と秋の字で構成されているそうです。
秋の七草のひとつでもあり、秋の十五夜に「薄(すすき)とおだんご」と一緒に縁側などに置いてお供えする習慣もあるそうです。
もち米を炊き上げ、丸くした後で餡をまぶした食べ物をぼたもちといいますが、別名をお萩といいます。
これは表アズキの皮の部分が萩の花に似ていることに由来するするそうです。
