色名・別名・系統
| 色名(かな) | 花色(はないろ) |
| 別名 | 縹色(はなだいろ)、花田色(はなだいろ) |
| 系統 | 青色系統 |
花色の色情報・カラーコード
| Webカラー(HTML) | #0078A5 |
| RGB | R:0 G:120 B:165 |
| CMYK | C:90% M:11% Y:0% K:66% |
花色について
花色は江戸時代の代表的な青色の一つ
花色とは、少し濃い目の青色のことです。
古くは「縹色・はなだ色」と呼ばれた青色が、江戸時代には「花色・花田色」と呼ばれるようになりました。
平安時代に平仮名を使うようになると「はなだいろ」になり、次第に「はないろ」と略すようになり、江戸の頃には「花色」になっていたと考えられています。
もとは鴨頭草(つきくさ・露草の古名)の花を布に擦ることで付着させていた青色を指しましたが、水ですぐに流れてしまうため、平安時代には水洗いでも色あせない藍で染めるようになります。
花色は木綿によく使われた色
江戸時代には花色は広く使われた色であり、花色に染めた木綿の布地は「花色木綿」と呼ばれ、落語の演目にもなっています。他の花色の衣裳は「花色小袖」「花色羽織」「花色小紋」「花色繻子」と呼ばれていたそうです。
武士の小袖の色と定められていた「熨斗目色」と同じ色という説も存在します。
縹色は紺色や浅葱色などと並んで藍だけで染める色の代表的な色名です。
ちなみに江戸時代の藍とは、藍を使って染められた色の総称であって、特定の色を指すわけではありませんでした。
