鶸萌黄(ひわもえぎ)

鶸萌黄(ひわもえぎ) 緑色系統

色名・別名・系統

色名(かな) 鶸萌黄(ひわもえぎ)
別名 鶸萌木(ひわもえぎ)
系統 緑色系統

鶸萌黄の色情報・カラーコード

Webカラー(HTML) #ACC32B
RGB R:172 G:195 B:43
CMYK C:30% M:0% Y:100% K:10%

鶸萌黄について

鶸萌黄は緑がかった鶸色

鶸萌黄ひわもえぎとは、鮮やかな黄緑色のことです。
鶸色ひわいろ萌黄色もえぎいろの中間の色で、鶸色ひわいろよりも緑が強く、萌黄色もえぎいろより黄色が強いです。

江戸初期にの元禄9年(1696)に書かれた染色解説書「当世染物鑑(とうせそめものかがみ)」にその名が見られ、江戸中期ごろの『紺屋伊三郎染見本帳』にも色名が記されています。
寛政13年(1801)の手鑑模様節用にも「ひわもえぎ。古名 浅みどり」と記され、嘉永6年(1853)の『染物早指南』には嘉永6年(1853)に「かや こくにつめて 裏表二へんづつ あいけし」と染法が記されています。

「かや」は刈安、「あいけし」はほんの少し藍色を重ねるという意味合いで、濃くした刈安の上に微かに藍色を重ねる、という感じでしょう。
江戸中期には広く知られた色になっていたようですが、衣服や色の流行を記した雛形本には載っておらず、流行したわけでなかったようです。