色名・別名・系統
| 色名(かな) |
岩井茶(いわいちゃ) |
| 別名 |
特になし |
| 系統 |
緑色系統 |
岩井茶の色情報・カラーコード
| Webカラー(HTML) |
#688268 |
| RGB |
R:104 G:130 B:104 |
| CMYK |
C:30% M:0% Y:40% K:50% |
岩井茶について
岩井茶は五代目岩井半四郎が愛用した渋い緑色
岩井茶とは、少し黄みがかったくすんだ緑色のことです。
江戸時代に人気の歌舞伎役者・五代目岩井半四郎が愛用した渋い緑色で、役者色の一つです。
五代目岩井半四郎は天性の美貌があり、特に「眼千両」と呼ばれる眼差しが魅力的で、なおかつ愛嬌もあったため、すぐに江戸一番の人気役者になります。
岩井茶は彼の扮装を描いた錦絵の衣裳にも使われており、江戸の女性の間で大人気になりました。
役者としての実力も確かで、江戸後期、文化文政の時代に、町人の暮らしをリアルに描いた生世話物という演目に女形として出演し、その自然体の演技は高く評価を得ました。
半四郎が得意としたのは元気な女性で、「お染の七役」の「土手のお六」は彼が一から創作したもので、独創的な演技も彼の持ち味の一つでした。
他には生世話物の悪婆や若衆と幅広い役柄を演じ分け、荒事までこなす名優と評価されています。