色名・別名・系統
| 色名(かな) | 杜若色(かきつばたいろ) |
| 別名 | 特になし |
| 系統 | 紫色系統 |
杜若色の色情報・カラーコード
| Webカラー(HTML) | #6C67AF |
| RGB | R:108 G:103 B:175 |
| CMYK | C:65% M:65% Y:0% K:0% |
杜若色について
杜若色は明るい紫色
杜若色とは、少し明るめの紫色のことです。
杜若の花のような少し青みのある紫色になります。
杜若色という色名が現れるのは平安時代の襲の色目からで、「表・二藍、裏・萌葱」や「表・萌葱、裏・淡紅梅」などの配色となっており、旧暦4,5月の初夏の色とされました。
江戸中期の旗本で有職故実研究家である伊勢貞丈の著書「安齋随筆」には「今江戸紫と云ふ色はカキツバタの花の色の如し是葡萄染なり、紫蘇の色に赤きに青色を帯びたり」という記述があり、杜若色と江戸紫を同じ色とする説もあります。
杜若は露草のように染料として使われていました
杜若は古くから日本人に愛された花で、絵画や着物のモチーフとして広く使われてきました。
万葉集に「住吉の浅沢小野の杜若衣に摺りつけ着む日知らずも」という歌があり、これは杜若の花びらを布に擦り付ける様子が描いています。
そのため杜若は古くは書付花(かきつけはな)と呼ばれ、その後杜若(かきつばた)という名前になったそうです。
ちなみに杜若と同じく露草も昔から布に擦りつけて染料として使われており、露草を摺りつけたような色は露草色といいます。
杜若はアヤメ科の多年草であり、杜若とアヤメは似ていて見分けがつきにくいのですが、杜若は水を好み沼や池など水辺で生息する植物です。
アヤメは乾いた場所で咲くため、田畑などで咲いています。
