色名・別名・系統
| 色名(かな) | 焦茶(こげちゃ) |
| 別名 | 特になし |
| 系統 | 茶色系統 |
焦茶の色情報・カラーコード
| Webカラー(HTML) | #4A2400 |
| RGB | R:74 G:36 B:0 |
| CMYK | C:0% M:50% Y:100% K:85% |
焦茶について
焦茶はものが焼け焦げたような色
焦茶とは、ものが焼け焦げたような、濃い茶色のことです。
江戸時代の僧である売茶翁が煎茶を広めて、葉茶が普及してからの色名と思われます。
焦茶は元禄(1688)頃までは文献には現れない色だそうです。
江戸時代には小袖の地色などに使われました。男性に好まれた色のようです。
江戸時代の滑稽本「東海道中膝栗毛」には、焦茶の着物が登場します。
江戸後期の染色指南書である「諸色手」には、楊梅の皮を鉄や石灰を媒染剤にして染めたとあります。
焦茶は茶色の中でも最も濃い色の一つ
江戸の茶系統の色の中で人気のあった色を「四十八茶」としていますが、その中で焦茶は最も濃い色の一つです。
濃い色や暗い色を表す時、「濃、暗、深」などの修飾語をつけますが、茶系統だけは、焦げた色という意味の「焦」がついています。「焦」がつく色には焦色、黒焦茶があります。
江戸時代に生まれた茶色は現代ではほとんど使われていませんが、焦茶という色名はイメージがしやすいためか、広く濃い茶色を指す言葉として生き残っています。 チョコレートや錆の色なんかも焦茶で表現されますね。
