紺青(こんじょう)

紺青(こんじょう) 青色系統

色名・別名・系統

色名(かな) 紺青(こんじょう)
別名 金青(こんじょう)
系統 青色系統

紺青の色情報・カラーコード

Webカラー(HTML) #003A71
RGB R:0 G:58 B:113
CMYK C:100% M:63% Y:0% K:45%

紺青について

紺青は群青と並ぶ代表的な青色絵具

紺青こんじょうとは、紫がかった暗めの青色のことです。
紺青こんじょう群青ぐんじょうと同じく、藍銅鉱(アズライト)を原料としますが、より色が濃く紫がかった結晶を紺青こんじょうとよびます。 また、群青ぐんじょうの粗いものを紺青こんじょうとする場合もあります。
紺青こんじょうは群青と並ぶ、日本画の代表的な青色絵具で仏教画などに使われました。

中国伝来の色で、飛鳥時代からの「正倉院文書」には、紺青、金青、空青の三通りの名前があります。
「続日本紀」では文武天皇二年に、安芸・長門より緑青とともに献上されたとあり、奈良時代の「大安寺資材帳」にも名があり、朱沙(辰砂)とともに、当時の多くの文章に現れます。

江戸時代に尾形光琳が描いた「燕子花(杜若)図屏風」の杜若の花は美しい紫色で表現されていますが、これは良質な紫がかったほうの紺青こんじょうを使って出した色だそうです。
ですが、江戸後期以降は、このような良質な紺青は日本に輸入されなくなったそうです。
紺青こんじょうに代わるようににベロ藍が日本に輸入され、葛飾北斎や歌川広重などの浮世絵の青色に使われるようになります。