色名・別名・系統
| 色名(かな) | 香色(こういろ) |
| 別名 | 香染(こうぞめ) |
| 系統 | 茶色系統 |
香色の色情報・カラーコード
| Webカラー(HTML) | #BB9883 |
| RGB | R:187 G:152 B:131 |
| CMYK | C:0% M:23% Y:30% K:30% |
香色について
香色は高価な香木で染めた贅沢な色
香色とは、少し灰色がかった、薄い赤茶色です。
「香」は香木のことを指し、丁子や沈香(じんこう)、伽羅(きゃら)のような高価な香木を煎じて染め上げた色のことをいいます。
醍醐天皇の第十皇子である、源高明が考案したとされています。
香木を使って染めるため、香色の衣服からは、ほんのりと香の香りが漂ったそうです。
香色は平安時代に生まれ、主に平安貴族に好まれた貴族趣味的な、優美で贅沢な色名です。
源氏物語や枕草子といった平安文学にも登場します。
貴族は丁字で染めていましたが丁子は貴族にとっても大変高価なため、一般的には紅花とクチナシを掛け合わて染めていたようです。
香色は仏教での重用され、僧衣に香染のものが使われていました。
香木を使った色はいくつか存在します
香色は色の濃淡で、淡香(うすきこう)、中香(なかのこう)、濃香(こきこう/こがれこう)、赤みのものは赤香(あかこう)と呼ばれ、幅広い色域を指します。
丁子の煎汁を媒染を使わないで染めると香色になり、鉄や灰汁などを媒染に使うと濃い色になり、これを丁子色と呼びます。
香木で染める色は他にもあり、丁子で染めた丁子色、沈香で染めた沈香色があります。
伽羅色は香木の伽羅がついた色名ですが、伽羅で染めた色ではありません。
