色名・別名・系統
| 色名(かな) | 孔雀緑(くじゃくみどり) |
| 別名 | 孔雀緑(くじゃくりょく) |
| 系統 | 緑色系統 |
孔雀緑の色情報・カラーコード
| Webカラー(HTML) | #009478 |
| RGB | R:0 G:148 B:120 |
| CMYK | C:100% M:0% Y:63% K:15% |
孔雀緑について
孔雀緑は孔雀の羽の鮮やかな青緑色
孔雀緑とは、青みがかった緑色のことです。
明治以降に伝わった色であるピーコックグリーンの訳語として生まれた色名です。
孔雀は日本に古くからいる鳥ですが、色名になったのは最近です。
「くじゃくりょく」ともよばれ、孔雀の羽の鮮やかな青緑色を思わせる色です。
孔雀の首部分の青は孔雀青といいます。
孔雀石(マラカイト)の色である緑青よりも青みが強い色です。
マラカイトグリーンの訳語は緑青と呼ばれる青緑色の鉱石です。
孔雀は仏教と関連が深い鳥
孔雀の飼育はインドで始まり4000年の歴史があります。
孔雀はインドの国鳥であり、ヒンドゥー教ではスカンダという神の乗り物でもあります。
日本では、飛鳥時代の始め、推古天皇6年(598)に新羅よりクジャクが贈呈されたことが「日本書紀」に書かれています。
平安時代になり、遣唐使が派遣されるようになると、海商や僧侶らの手によって孔雀は日本に数多く持ち込まれるようになります。
というのも孔雀明王という仏様を本尊とする密教呪法「孔雀経法」は、真言密教において鎮護国家の大法であり最も重要視されたため、孔雀の尾羽根が必要だったためです。
孔雀と仏教は密接な関係があり、仏教彫刻や仏教絵画で表現されるようになります。
孔雀は日本画の画題としても注目を浴びるようになり、室町時代の絵師・狩野元信の「四季花鳥図屛風」や江戸時代の絵師・尾形光琳「孔雀立葵図屛風」、伊藤若冲「孔雀鳳凰図」など、孔雀はメインに描いた絵はいくつもあります。
現在では、孔雀は主に動物園で見ることができますが、江戸時代には孔雀茶屋という孔雀を見ながらお茶を飲む店ができます。
大阪では孔雀茶屋、江戸では花鳥茶屋といい、動物園や「ねこカフェ」のような動物カフェの元祖のような存在でした。
