栗梅(くりうめ)

栗梅(くりうめ) 茶色系統

色名・別名・系統

色名(かな) 栗梅(くりうめ)
別名 特になし
系統 茶色系統

栗梅の色情報・カラーコード

Webカラー(HTML) #8E4B45
RGB R:142 G:75 B:69
CMYK C:0% M:60% Y:45% K:50%

栗梅について

栗梅は栗色に梅染を合わせたような色

栗梅くりうめとは茶色ちゃいろがかった赤色、紅みのある栗色くりいろのことです。
栗梅くりうめは「栗色くりいろ梅染うめぞめ」の略で、栗色くりいろ梅染うめぞめとも違う赤茶色です。
梅と名のつく色は、紅梅の花の色を匂わせるような、紅みのある色が多いです。
「くりむめ」とも呼ばれ、これは梅の古語が「むめ」だからです。

江戸前期から染められるようになった色で、梅の幹をきざんだ「梅屋渋」といわれる染料に、明礬(みょうばん)を媒染に使い色を濃くしていくという方法で染められたようです。
梅染めは家庭でも行われており、梅染を専門とする店を「梅汁屋」と呼んだそうです。

栗梅は江戸から明治になるまで人気だった色

江戸初期に作られた遊里の手引書「色道大鏡」には、栗梅くりうめ黒色くろいろや他の茶色ちゃいろと並んで、遊客の小紋や羽織の色に使うと良い色だと勧められています。
江戸中期、八代将軍吉宗が贅沢を禁じた際に茶色全般が流行し、栗梅くりうめも流行色となりました。
江戸中期、元文の頃には小袖の色として流行し、江戸時代に何度も流行色となりました。明和時代でも人気はあり、麻裃の色に流行したそうです。