桑染(くわぞめ)

桑染(くわぞめ) 茶色系統

色名・別名・系統

色名(かな) 桑染(くわぞめ)
別名 桑茶(くわちゃ)、桑色(くわいろ)、桑(くわそめ)
系統 茶色系統

桑染の色情報・カラーコード

Webカラー(HTML) #927546
RGB R:146 G:117 B:70
CMYK C:0% M:23% Y:60% K:50%

桑染について

桑染は桑の根や樹皮で染めた色

桑染くわぞめとは、黄みがかった茶色ちゃいろのことです。
桑の根や樹皮を煎じた汁を灰汁で染めた色を指します。
古代に中国から本草学とともに伝わった染法とされています。
古い時代からあった植物染料を使った染色方法ですが、桑の木そのものには色素が少なく繰り返し染める必要があります。
八世紀に成立した「養老律令」の中の「衣服令」では、初位以上が着用できる薄黄色とされていました。
似た色名に桑の実色くわのみいろがありますが、そちらは暗い紅色べにいろ桑染くわぞめとは全然別の色です。

江戸時代には桑染は洒落た色として好まれました

江戸時代になり多くの茶色が流行した時代になると、桑染くわぞめは洒落た色として好まれるようになりました。
桑染くわぞめはこの時代、桑茶くわちゃとも呼ばれました。
江戸の伊達男は桑染め小紋の足袋を愛用していたそうです。
江戸後期には、やや黄色味がかった白茶色「桑色白茶」が流行したそうです。
もともと桑染くわぞめは桑の木だけで染めていましたが、江戸時代には楊梅の皮なども使うようになりました。