色名・別名・系統
| 色名(かな) | 伽羅色(きゃらいろ) |
| 別名 | 特になし |
| 系統 | 茶色系統 |
伽羅色の色情報・カラーコード
| Webカラー(HTML) | #927350 |
| RGB | R:148 G:115 B:80 |
| CMYK | C:0% M:25% Y:50% K:50% |
伽羅色について
伽羅色は伽羅の樹皮のような色
伽羅色とは、少し赤みを感じさせる明るめの茶色です。
香木の中に沈香(じんこう)という良質な香木があり、最高級のものを伽羅といいます。
伽羅色は貴重な伽羅を冠して、高級感をアピールした色名といえます。
江戸時代になって町人文化に香が取り入れられたのも、伽羅が名前につくきっかけになったと思います。
ですが伽羅色は、丁子色や香色のように高価な香木である伽羅を使って染めた色ではありません。
実際には安価な楊梅などで染めた色とされます。
伽羅は香りの王様とされる香木の事
伽羅はサンスクリット語で黒沈香を意味する「kalaguru(カーラーグル)」といい、これを略してキャラとしたのが由来とされています。
沈香ができるまでに50年、伽羅ができるには100~150年かかり、その芳香と希少性から香りの王様とされています。
伽羅はベトナムやタイなど東南アジアが原産の沈香木(じんこうぼく)の中でも、樹脂含有量は5割を超えるような最高品のものを指し、足利義政や織田信長などの武将たちも好んだそうです。
異国近年御書草案には、徳川家康が始めた東南アジアへの朱印船貿易の一番の目的は伽羅(奇楠香、きなんこう)の入手であり、特に極上とされた伽羅を入手することに力を入れていた、と書かれています。
