紛紅(まがいべに)

紛紅(まがいべに) 赤色系統

色名・別名・系統

色名(かな) 紛紅(まがいべに)
別名 似紅(にせべに)
系統 赤色系統

紛紅の色情報・カラーコード

Webカラー(HTML) #DB5C58
RGB R:219 G:92 B:88
CMYK C:0% M:75% Y:57% K:10%

紛紅について

紛紅は本紅ではなく蘇芳を使った紅色

紛紅まがいべには、わずかに黄色がまじった赤色あかいろのことです。
似紅にせべにの別名で、本紅ではなく蘇芳すおうというマメ科の染料を用いて染められました。
古くから紅色べにいろは人気の色でしたが、紅色べにいろを染めるために使われる本紅は「紅一匁(もんめ)、金一匁」といわれるほどの高級品で、庶民には手を出すことができませんでした。
そこで江戸時代に、比較的安価な蘇芳を用いた偽の紅色べにいろである紛紅まがいべにが開発され、広く一般に出回ることになりました。
この蘇芳を使った紅色べにいろは、本紅を使わない紅色べにいろということで、似せの紅色べにいろの意味で紛紅まがいべにまた似紅にせべにはと呼ばれるようになりました。
最初に蘇芳を使った紅色べにいろを開発したのは、江戸時代前期の承応年間(1652〜1655年)に京都の桔梗屋甚三郎という人物で、彼が開発した色はその名にちなんで、甚三紅じんざもみと呼ばれます。