虫襖(むしあお)

虫襖(むしあお) 緑色系統

色名・別名・系統

色名(かな) 虫襖(むしあお)
別名 虫青(むしあお)
系統 緑色系統

虫襖の色情報・カラーコード

Webカラー(HTML) #00582F
RGB R:0 G:88 B:47
CMYK C:100% M:0% Y:88% K:60%

虫襖について

虫襖は玉虫の羽のような暗い緑

虫襖むしあおとは、少し青みがかった暗い緑色のことです。
虫襖むしあおの虫は玉虫のことで、玉虫の羽を思わせる深みのある緑色を指します。
武家の有職故実の参考書である「貞丈雑記」(1834)には、襖の字付きたる色は皆青みある色と心得べし。襖は青の字の代に用いたる也」とあります。
鎌倉時代の歴史書である「吾妻鏡」に名があり、鎌倉時代には既に用いられたようです。

経(たて)糸に緑、緯(よこ)糸に紫の色を使って織った織色のことも虫襖むしあおといいます。
襲の色目にも名があり、「表:黒みのある青(緑) 裏:二藍または淡紫」となっています。
玉虫色たまむしいろ」や「虫襖むしあお」、「夏虫色なつむしいろ」のように、日本には玉虫に由来する色がいくつかあるのが興味深いところです。