色名・別名・系統
| 色名(かな) | 撫子色(なでしこいろ) |
| 別名 | 特になし |
| 系統 | 桃色系統 |
撫子色の色情報・カラーコード
| Webカラー(HTML) | #F287B6 |
| RGB | R:242 G:135 B:182 |
| CMYK | C:0% M:60% Y:0% K:0% |
撫子色について
撫子色は撫子の花の色
撫子色とは、撫子の花のような桃色(ピンク色)のことです。
平安時代から使われてきた色名で、現代ではピンクといえば桃を思い浮かべますが、中世では撫子や石竹の花を基調としていました。
英語においても撫子はピンクの語源にもなった花です。
撫子色だけでなく、石竹に由来した石竹色も存在します。
撫子は日本女性の代名詞になるほど愛されてきた花
撫子は正式名称をカワラナデシコといい、名前通り河原などに自生する花を指します。
中国から来た撫子である石竹を唐撫子と呼ぶことに対して、カワラナデシコはヤマトナデシコとも呼ばれます。
撫子は万葉集の頃から歌に詠まれ、「撫でし子(撫でてかわいがる子)」と言い換えることができるため、子どもや女性の掛詞として使われていました。
撫子は6月~9月の夏の時期に花が咲くため、古くは常夏とも呼ばれ、秋の季節を指す花として和歌などに詠まれました。
源氏物語・五十四帖の巻名に常夏の名が使われており、玉鬘の部屋の庭には撫子が植えられているという設定になっています。
襲の色目にも名があり「表:紅、裏:淡紫」とされ、撫子の花の色を表しています。
着用時期は4月、5月あたりで、平安時代では夏に着るとされます。
