色名・別名・系統
| 色名(かな) |
熨斗目色(のしめいろ) |
| 別名 |
特になし |
| 系統 |
青色系統 |
熨斗目色の色情報・カラーコード
| Webカラー(HTML) |
#374E5A |
| RGB |
R:55 G:78 B:90 |
| CMYK |
C:30% M:0% Y:0% K:80% |
熨斗目色について
熨斗目色は江戸時代の武士の正装の色の一つ
熨斗目色とは、黒みがかった濃い青色のことです。
熨斗目とは、武士が大紋や麻裃といった礼装の下に着た小袖のことで、熨斗目に藍染がよく行われたため、その藍色を熨斗目色とよぶようになりました。
熨斗目は室町時代に登場し、江戸時代には麻裃(かみしも)の下に着る小袖は熨斗目、夏だけは帷子(かたびら)と決められていました。
熨斗目を冠した色名は熨斗目花色、熨斗目空色、熨斗目納戸などのバリエーションがあります。
江戸時代の人気歌舞伎役者・五代目市川団十郎ゆかりの色である舛花色は、この色から派生したと考えられています。
ちなみに熨斗目は武士としての格を示すのに重要で、基本的に下級武士である徒士の身分がないと着ることができなかったそうです。
ですが時代が下るにつれ、僧侶などの聖職者や帯刀を認められた庄屋などの百姓身分のものも熨斗目を着ることができるようになるなど、対象者の範囲は広がっていったようです。