色名・別名・系統
| 色名(かな) |
女郎花(おみなえし) |
| 別名 |
特になし |
| 系統 |
黄色系統 |
女郎花の色情報・カラーコード
| Webカラー(HTML) |
#FFF02D |
| RGB |
R:255 G:240 B:45 |
| CMYK |
C:2% M:0% Y:90% K:0% |
女郎花について
女郎花は女郎花の花のような明るい黄色
女郎花とは、明るい黄色のことです。
山野に生える女郎花の花のような鮮やかな黄色をさします。
平安時代に染め色ではなく、織色として生まれた色名で、表:経糸が青、緯糸が黄で織られた、青と黄のかけあわせで織りあがる緑みの黄色とされます。
襲の色目にも登場し、「表:経青緯黄の織物、裏:青(緑)」であり、秋の野に咲く女郎花の花の色を表しています。
また「表:黄 中倍:淡黄 裏:萌黄」というものもあり、緑の葉の上の黄色い花を表現しています。
中倍(なかべ) は間に入れる布地のことです。
「女郎花」は旧暦の6月から9月に着る色で、これは開花時期と重なっています。
女郎花は古くから日本人に親しまれてきた花で、万葉集に山上憶良が詠んだ秋の七草の中にも出てきます。
「萩の花尾花 葛花 瞿麦の花 女郎花 また藤袴 朝貌の花」(万葉集 巻八 1538)とあります。
秋の七草ですが、開花時期は7・8月から10月頃で、夏には咲く花です。
女郎花の別名は、「思い草」または、黄色い花が粟に似ているため「粟花」(あわばな)、というものがあります。
古くは女郎花を「おみなめし」といい、粟飯の別名が女飯(おみなめし)といいました。
「おみな」は古語では「女」を意味し、「えし」は「へし(圧)」であり、「おみなえし」は美女を圧倒する美しさを持つ花、という意味の花名です。
漢字で「女郎花」と書くようになったのは平安時代の900年代からで、当時は貴族の令夫人のことを「女郎(じょろ)」といい、軽い敬称でした。
平安時代には女郎花は秋草文様のひとつになり、夏の着物などに染められます。