石黄(せきおう)

石黄(せきおう) 黄色系統

色名・別名・系統

色名(かな) 石黄(せきおう)
別名 雌黄(しおう)
系統 黄色系統

石黄の色情報・カラーコード

Webカラー(HTML) #FFCC4E
RGB R:255 G:204 B:78
CMYK C:0% M:20% Y:80% K:0%

石黄について

石黄は古代からある黄色顔料

石黄せきおうとは、赤みがかった黄色のことです。
古代から使われてきた黄色顔料のことを石黄せきおうといい、歴史的に石黄せきおう雌黄しおうとよばれてきました。
石黄せきおうは現在ではオーピメントと呼ばれ、ヒ素と硫黄からなる鉱物です。
石黄せきおう雄黄ゆうおうは火山帯や火口などで産出される鉱物で、ヒ素を含むため毒性があります。
石黄せきおうは古代よりある黄色顔料でエジプトで紀元前二千年以上前から、黄土とともに代表的な黄色顔料とされました。
雄黄ゆうおう(鶏冠石)、雌黄しおう石黄せきおう)は古くから中国より輸入され、雄黄ゆうおうは奈良平安時代の宝物を収めた正倉院にも保管されています。 X線分析により石黄せきおうは絵箱や花形皿などに使われていることが分かっています。

石黄は古代から雄黄や藤黄と混同されてきた

石黄せきおうは古代より雄黄ゆうおうと混同されてきましたが、雄黄ゆうおうはより橙みの強い鶏冠石の色です。
中国では鶏冠石を雄黄ゆうおう石黄せきおう雌黄しおうとよびます。
日本ではいろいろと混同されており、明治時代の和田維四郎という鉱物学者が書いた日本鉱物誌では、雄黄ゆうおう雌黄しおうを取り違えて扱い中国からクレームがつくということもありました。
またガンボージという植物から取れる藤黄とうおう雌黄しおうと呼ばれるため、今でも「雄黄ゆうおう雌黄しおう石黄せきおう藤黄とうおう」は混同されやすいです。