色名・別名・系統
| 色名(かな) | 煎茶色(せんちゃいろ) |
| 別名 | せん茶色(せんちゃいろ)、煎じ茶色(せんじちゃいろ)、煎じ茶染(せんじちゃぞめ) |
| 系統 | 緑色系統 |
煎茶色の色情報・カラーコード
| Webカラー(HTML) | #5F7A1A |
| RGB | R:95 G:122 B:26 |
| CMYK | C:38% M:0% Y:100% K:50% |
煎茶色について
煎茶色は緑茶のような色
煎茶色とは、くすんだ黄緑色のことです。
緑茶のような黒みのある黄緑色を指します。
「煎じ茶染」などとも言われ、主に上方で流行したと言われます。
お茶に関する色には番茶、ひき茶、煎茶の色に由来する、赤茶、黄茶、青茶の三系統があります。
十九世紀半ばに書かれた「守貞謾稿(もりさだまんこう)」には「茶は黄赤あり、赤黒あり、黄黒あり。煎茶色を云ふなり」とあり、煎茶色が黄黒、つまり暗い黄緑に近い色とされています。
緑茶は江戸時代に生まれ広まりました
煎茶は江戸初期の1654年に、中国の禅僧・隠元禅師伝えた淹茶法(えんちゃほう)という、窯炒りした茶葉に熱湯をかけてしばらく待つだけでお茶を飲む方法が急速に広まることで一般的なものになりました。
当時のお茶は緑ではなく、文字通り茶色でしたが、江戸中期の1738年に宇治の農家である永谷宗円が、茶葉を蒸した後に揉んで乾燥させるという「青製煎茶」の製法を開発することで、緑色のままの茶葉を作れるようになり、現在の緑茶につながります。
緑茶は大消費地である江戸に送られ、江戸っ子の人気を博しました。
江戸には現在の喫茶店に該当する「水茶屋」という店がいくつもでき、お茶の人気に拍車がかかりました。
十九世紀中頃になると、日光を遮って生育させた茶葉を用いた濃厚な甘味が特徴の玉露が作られるようになり、さらに多様な茶葉が売られるようになります。
