千歳緑(せんざいみどり)

千歳緑(せんざいみどり) 緑色系統

色名・別名・系統

色名(かな) 千歳緑(せんざいみどり)
別名 千歳緑(ちとせみどり)、千歳緑(せんざいりょく)
系統 緑色系統

千歳緑の色情報・カラーコード

Webカラー(HTML) #005133
RGB R:0 G:81 B:51
CMYK C:70% M:0% Y:70% K:70%

千歳緑について

千歳緑は長寿を願う色

千歳緑せんざいみどりとは、暗く濃い緑色のことです。
千歳緑せんざいみどりは長い年月を経たどっしりと構える松の葉のような色です。
「ちとせみどり」「せんざいりょく」ともよびます。

千歳は「鶴は千年、亀は万年」の言い伝えにちなんだ縁起が良い言葉です。
吉祥文様ともされる鶴のことは「千歳鳥」、七五三の時に持つ長い飴は「千歳飴」など、色名以外にも多く使われます。
千歳という言葉は縁起のよさに加えて、長い年月を強調する意味にもつながります。
似た意味の色に常盤色ときわみどり松葉色まつばいろがありますがより濃い色です。

松は縁起が良く、神の宿る木とされました

千歳だけでなく、松もまた縁起のいい植物です。
松の名の由来には、「(神を)待つ」「(神を)祀る」「(緑を)保つ」など諸説あり、神の宿る木とされてきました。
松竹梅という縁起のいい植物の組み合わせにも選ばれています
古来より神社仏閣や日本庭園に多く使われており、正月には門松など縁起物に使われたりします。

平安時代に書かれた「狭衣物語」には千歳緑せんざいみどりに関する記述があります。
「千歳の松の深緑を、幾度ともなく重ねたる。多さはこちたく、同じ色なる象眼の表着、……(中略)浸れる松の深緑の心へばぞ、(縫物に)せられたる。童も同じ色にて。」
千歳と松という言葉は、似た意味合いで使われているのが分かります。