色名・別名・系統
| 色名(かな) | 至極色(しごくいろ) |
| 別名 | 特になし |
| 系統 | 黒色系統 |
至極色の色情報・カラーコード
| Webカラー(HTML) | #2A0829 |
| RGB | R:42 G:8 B:41 |
| CMYK | C:30% M:60% Y:0% K:90% |
至極色について
至極色は最高の地位、身分の人物だけに許された極官の色
至極色とは、黒に近いような暗い色のことです。
「極」とは極官とは律令制における最高の地位にある官位のことで、至極色は極官の色を意味します。
律令制において紫色は最高位の色でしたが、その中でも濃ければ濃いほど高貴な色とされました。
古くから宮廷では色により官位を表していましたが、どの時代においても天皇、皇太子の色の中で紫色が臣下の最高位の色でした。
紫色の中でも、特に濃い紫色の朝服は紫色の中でも最高の地位、身分の人物だけに許された色であり、これ以上はない極官の色として、平安時代に至極色という名前が用いられました。
深紫、黒紫の別称ともいわれ、黒紫と至極色はより黒に近いと言われます。
極官の制度上の地位は太政大臣になりますが、平安時代中期には摂政や関白を意味するようになります。
平安後期に家ごとに家格が定められるようになると、その家柄での最高位を指すようになります。
公家社会では自らの家格の極官を越えた任命を受けると、非難の対象になり、また不幸な出来事が起きるとされる「官打ち」の思想が形成され、身分秩序が厳格化され、これは幕末まで続きました。
