色名・別名・系統
| 色名(かな) | 新橋色(しんばしいろ) |
| 別名 | 金春色(こんぱるいろ) |
| 系統 | 青色系統 |
新橋色の色情報・カラーコード
| Webカラー(HTML) | #00ABC2 |
| RGB | R:0 G:171 B:194 |
| CMYK | C:85% M:0% Y:21% K:5% |
新橋色について
新橋色は明治・大正時代を彩るハイカラな色
新橋色とは、緑がかった明るい青色のことです。
ターコイズ・ブルーに近い色で、「ハイカラ」と呼ばれる海外志向を代表するような色です。
明治中期から化学染料が輸入され、従来の伝統色にはない鮮やかな色を染められるようになりました。
それをいち早く取り入れたのが東京の新橋の芸者衆で、鮮やかな青を羽織や着物に染め上げました。
新橋は外務省を始めとする諸官庁から近かったため、明治時代に新政府の政治家や役人、新興の実業家たちの社交場として急速に発展しました。
新橋は江戸からの伝統的な花街である柳橋とは違ったハイカラな雰囲気を持ち、新橋の芸者たちが好んだ新しい青色はその新鮮さから大いに受け入れられ、新橋色という名で明治末期から大正時代にかけて流行しました。
新橋色の別名は金春色
新橋の芸者屋が金春新道、現在の銀座八丁目あたり、にあったので金春色ともいいます。青色は理性や堅実さを表す落ち着いた色ですが、新橋色だけは華やかで艶っぽいイメージがあり、鏑木清方「桜もみじ」など当時の美人画によく使われた色です。
新橋色は現在でも染料、顔料両方の色名に用いられており、ゆりかもめ新橋駅のテーマカラーでもあります。
明治初期の頃には、芸者には等級があったそうで、新橋は一等で花代は一円だったそうです。
二等が日本橋、葭町、新富町、数寄屋橋で八十銭、三等が烏森、吉原で五十銭、四等が深川、神楽坂の三十銭、五等が赤坂だったようです。 当時の公務員の初任給は二十円でした。
