色名・別名・系統
| 色名(かな) | 白茶(しらちゃ) |
| 別名 | 特になし |
| 系統 | 茶色系統 |
白茶の色情報・カラーコード
| Webカラー(HTML) | #E6D6CB |
| RGB | R:230 G:214 B:203 |
| CMYK | C:0% M:80% Y:10% K:10% |
白茶について
白茶は白茶けるの語源となった色
白茶とは、白を感じさせるほど淡い茶色のことです。
色褪せて白っぽくなることを「白茶ける」といいますが、その語源となった色名です。
ごく薄い茶色の総称にも使われた色名で、多少赤みがあったり黄みがあったりしても、まとめて白茶と呼んだそうです。
白茶は茶人や通人が好んだ粋な色
穏やかで上品なこの白茶は江戸時代に生まれた色で、江戸時代の元禄期(1688~1704)の初めから中頃にかけて小袖の地色として大流行したのが始まりです。
元禄期は煤竹色や卵色、鬱金色など鮮やかであったり濃い色が好まれた時代でしたが、白茶のような目立たない色も好まれたようです。
元禄期の浄瑠璃作家である近松門左衛門が「心中天網島」において、紙屋治兵衛の妻おさんが金を工面するため集めた着物の中に「京縮緬の白茶裏」というものが登場します。
白茶が本格的に流行したのは、文化文政期(1804~1830)の頃で、茶人や通人のような粋な人々の間で白茶のような薄い茶色が好まれたようです。
白茶は芸者の腰帯にも使われるようになり、江戸時代が終わり明治の世になっても女性の着物の色として愛好されたようです。
現代になっても白茶のような薄い茶色は「ベージュ」と呼ばれて、女性の服色として使われています。
