色名・別名・系統
| 色名(かな) | 菫色(すみれいろ) |
| 別名 | 特になし |
| 系統 | 紫色系統 |
菫色の色情報・カラーコード
| Webカラー(HTML) | #472F92 |
| RGB | R:71 G:47 B:146 |
| CMYK | C:90% M:77% Y:0% K:0% |
菫色について
菫色は古くから親しまれてきた菫の花色
菫色とは、少し青みがかった紫色のことです。
菫の花色に由来する鮮やかな紫色を指しますが、より青みの強い紫色を指す説もあります。
菫は日本人に古くから親しまれてきた花で、「万葉集」には菫摘みを詠った短歌などがあります。
平安時代には襲の色目に名があり、菫といい「表:紫、裏:淡紫」の組み合わせで、菫の花の色を表したものです。
壺菫(坪菫、つぼすみれ)の花と葉を表したものあり、「表:紫、裏:淡青(緑)」になり、菫と坪菫ともに着用時期は早春になります。
菫色は明治になって生まれた色名
実は菫色は明治になるまであまり一般には馴染みがない色名でした。
明治になり菫を意味するバイオレットという言葉が日本に伝来し、菫色はバイオレットの訳語として脚光を浴びることになります。
西洋における紫はバイオレットとパープルの二つです。
元々パープルは貝紫のことで赤身の紫でしたが、現在は鮮やかな紫です。
ヴァイオレットは青みの紫の意味で使われことが多いです。
菫は日当たりのよい野山や田畑のわき、道端などに生える春に花を咲かせる多年草です。
花色は紫だけではなくピンクや白のものもあります。
菫の名は花の形が墨入れ(墨壺)に似ているから、という説を著名な植物学者である牧野富太郎が唱えましたが、その真偽は定かではありません。
