柳茶(やなぎちゃ)

柳茶(やなぎちゃ) 緑色系統

色名・別名・系統

色名(かな) 柳茶(やなぎちゃ)
別名 特になし
系統 緑色系統

柳茶の色情報・カラーコード

Webカラー(HTML) #949C68
RGB R:148 G:156 B:104
CMYK C:13% M:0% Y:50% K:40%

柳茶について

柳茶は江戸時代の人気色、柳色のバリエーション

柳茶やなぎちゃとは、くすんだ黄緑色のことです。
ここでの「茶」はくすんだという意味で、柳茶やなぎちゃが茶色の色域にあるわけではありません。
青い藍染の色にも茶とつく色は存在します。

江戸時代に茶色が流行した際に、多くの茶色が生まれました。
平安時代に生まれた柳色は人気があったのか、柳鼠やなぎねず青柳あおやぎ裏柳うらやなぎ柳煤竹やなぎすすたけなど十以上のバリエーションが生まれましたが、柳茶やなぎちゃはその一つです。

柳茶やなぎちゃが生まれたのは江戸中期らしく、「染物重宝記」などに名前が載っています。
「染物屋覚書」に柳茶やなぎちゃの染め方が書かれており、京鼠きょうねずみの上へ刈安かりやす二度引。あく留」とあります。
灰色で染めてから黄に染めて灰汁で仕上げでしょうか。

江戸時代の染色指南書「手鑑模様節用」に、威光茶いこうちゃ と同色と記されていますが、柳茶やなぎちゃのほうが緑が強めです。