色名・別名・系統
| 色名(かな) | 紅絹(もみ) |
| 別名 | 紅(もみ) |
| 系統 | 赤色系統 |
紅絹の色情報・カラーコード
| Webカラー(HTML) | #D04A57 |
| RGB | R:208 G:74 B:87 |
| CMYK | C:0% M:82% Y:51% K:15% |
紅絹について
紅絹は紅花で赤く染めた色
紅絹とは、少し黄みがかった赤色のことです。
支子や鬱金などで黄色に染めた後、紅花で赤く染めた色を指します。
「もみ」とは、紅花を包んだ袋を揉んで色を出したことに由来します。
江戸時代には高価な紅花の代わりに、比較的安価な蘇芳で代用しました。
桃山時代から明治の始めの頃まで、小袖や振袖の裏地、蹴出し(腰巻の上に重ねる布)などに、薄手の羽二重(経糸2本、緯糸1本を交互に交差して織った絹)の平絹を紅で染めたものが用いられました。
これは紅花が血行をよくする効果があることが経験則的にしられており、昔の人は肌に近い裏地や下着に紅絹を使っていました。
江戸中期以降に贅沢禁止令が発令し紅色が禁じられると、ふとした動作で裾の裏地に使われた紅色のような派手な色を見せる、という美学が生まれました。
ただ紅絹は他の布地に色移りしやすいため、戦後は使われなくなり現在では姿を消しました。
