色名・別名・系統
| 色名(かな) |
雀色(すずめいろ) |
| 別名 |
特になし |
| 系統 |
赤色系統 |
雀色の色情報・カラーコード
| Webカラー(HTML) |
#8D3E3A |
| RGB |
R:141 G:62 B:58 |
| CMYK |
C:0% M:70% Y:53% K:50% |
雀色について
雀色は雀の頭や羽の色
雀色とは、雀の頭や羽根を思わせる、茶色がかった深い赤色のことです。
雀頭色(じゃくとうしょく)、雀茶(すずめちゃ)ともよばれます。
雀頭色という色名は、中国に古くからあったそうです。
雀茶を別の色とする説もあるそうですが、ここでは同色としています。
江戸時代には、鳥に関連する色名がいくつも生まれました。
鴇色、鶯色、茶色などがあり、派生した色も多いです。
雀は鳶や鴇のように、江戸時代の人にとって身近な鳥を題材に色が生まれたのは自然なことです。
江戸中期ごろの褐色系の流行色を総称して「雀の羽色」と呼ぶ例もあるそうです。
雀色は赤を感じさせる色ですが、江戸時代には茶色の一種として扱われていました。
これは、江戸庶民に許された色が茶色、藍色、鼠色だけであったため、茶色からかけ離れた色でも茶色と言い張って、着物などの色として使うことが多かったためです。
日が落ちかけて薄暗くなった黄昏時のことを、古くは「雀色時」と呼び。
著名な民俗学者である柳田國男は「妖怪談義」の中で、雀色時のことを「黄昏を雀色時すずめいろどきということは、誰が言い始めたか知らぬが、日本人でなければこしらえられぬ新語であった。雀の羽がどんな色をしているかなどは、知らぬ者もないようなものの、さてそれを言葉に表わそうとすると、だんだんにぼんやりして来る。これがちょうど又夕方の心持でもあった。すなわち夕方が雀の色をしているゆえに、そう言ったのでないと思われる。」と書いている。