色名・別名・系統
| 色名(かな) |
洋紅色(ようこうしょく) |
| 別名 |
洋紅(ようべに) |
| 系統 |
赤色系統 |
洋紅色の色情報・カラーコード
| Webカラー(HTML) |
#DB1348 |
| RGB |
R:219 G:19 B:72 |
| CMYK |
C:0% M:100% Y:63% K:8% |
洋紅色について
洋紅色は明治以降に海外から伝えられた紅色
洋紅色とは、少しピンクがかった赤色のことです。
「洋」は西洋のことで、日本の紅色に対して西洋の紅色を意味する色名です。
別名は洋紅といいます。
紅色は紅花の赤ですが、洋紅色はカーマインの赤です。
カーマインとは、メキシコのサボテンに寄生するラックカイガラムシなどから抽出した、コチニール色素を粉末状の顔料の色です。
数千年前のインドにおいて利用されていた歴史のある顔料で、日本には江戸後期に「洋紅(ようこう)」という名でオランダから輸入されました。
洋紅は,明治期の錦絵に多用されたそうで、明治の文化人に珍重されました。
化学染料の台頭とともに、洋紅の原料にコチニールは使われなくなりますが、副作用もないコチニールは現在でも食料品などに使われています。
ちなみに、日本初のスティック状口紅には洋紅が使われたもので、明治後半にフランスのロジェ・ガレ社製の棒状口紅が輸入されたものだそうです。
ですが、舶来の高級品を買うことができるのは一部の人のみで、伝統的な本紅の需要が衰えることはなかったそうです。