深縹(ふかきはなだ)

深縹(ふかきはなだ) 青色系統

色名・別名・系統

色名(かな) 深縹(ふかきはなだ)
別名 紺(ふかきはなだ)、紺(こきはなだ)、深縹(こきはなだ)
系統 青色系統

深縹の色情報・カラーコード

Webカラー(HTML) #004870
RGB R:0 G:72 B:112
CMYK C:100% M:25% Y:0% K:60%

深縹について

深縹は古く濃い青の色名

深縹ふかきはなだとは、黒みのある暗い青色のことです。
「深」と「浅」は色の濃淡を表し、深縹ふかきはなだは濃い縹色はなだいろという意味で、浅縹あさきはなだは薄い縹色はなだいろを意味します。

深縹ふかきはなだが初めて登場したのが、大化三年(647)の七色十三階の冠位の制において、五番目の青冠に「服の色は並に紺を用ゐる」とあり、この「紺」を「ふかきはなだ」と読ませるところが始まりです。
原文は「五曰靑冠、以靑絹爲之、有大小二階、其大靑冠、以大伯仙錦、裁冠之緣。其小靑冠、以小伯仙錦、裁冠之緣。服色並用紺。」になります。

平安時代の格式を定めた延喜式では、縹色はなだいろ深縹ふかきはなだ中縹なかのはなだ次縹つぎのはなだ浅縹あさきはなだの四段階に分けられており、深縹ふかきはなだ縹色はなだいろの中でもっとも濃く上位の色とされています。

時代が下るにつれ別の色名で呼ばれるようになります

鎌倉時代になり武士の時代が始まると、深縹ふかきはなだは紺とよばれるようになり、質実剛健を尊ぶ武士の衣裳として愛用されるようになります。
より濃い縹色はなだいろ褐色かちいろとよばれ、勝利の言を担ぐ武士たちが好んだ色だそうです。