色名・別名・系統
| 色名(かな) | 呉須色(ごすいろ) |
| 別名 | 特になし |
| 系統 | 青色系統 |
呉須色の色情報・カラーコード
| Webカラー(HTML) | #005174 |
| RGB | R:0 G:81 B:116 |
| CMYK | C:80% M:20% Y:0% K:60% |
呉須色について
呉須色は今でも陶器に使われ続ける人気の色
呉須色とは、暗めの青色のことです。
呉須とは、時期や陶器の染付の彩色に使う顔料のことで、色は主成分の酸化コバルトに由来した渋い青色を指します。
染付とは白い素地の上に呉須で模様を描いて、透明の釉薬をかけて高温で焼くことです。
コバルトは耐光性・耐候性・耐酸性・耐アルカリ性の全てに優れているため、焼物に適していました。
呉須で染付られたものを呉須青絵といい、日本人に最も愛好される青絵磁器になりました。
近代になり、人造の呉須が使われるようになっても、その人気は衰えることはありません。
日本では有田焼が最初に呉須を用いました
呉須を使った染付は、イランやイラクから中国の元代(14世紀頃)に伝わり、明代のころには隆盛を迎え、日本では元和年間(1615〜1624年)頃に伝わり、輸入された呉須を使って有田で焼き始めたのが始まりとされます。呉須は日本での産出はほとんどなく、中国やイスラム圏から輸入に頼っていましたが大変高価なため、明治三年(1870)、有田焼の窯元だった深海平左衛門がドイツ人化学者・ゴットフリード・ワグネルを有田に招聘し、彼から合成呉須の製造法を伝授され、ここから安価で発色の良い合成呉須が有田焼に使用されるようになります。
呉須という名前についてですが、由来ははっきりと分かっていません。
中国では、呉須は土青、石青などとよばれるため、日本独自の名前だそうです。
「呉州」がなまったもの、という説がありますが、中国の呉須の産地が、浙江省・江西省・福建省など、中国において主に呉州と呼ばれる地域であることに関係しているからかもしれません。
江戸中期までは「呉須」の名称が使われた例はなく、「茶碗薬」という名称が一般的でした。
呉須という名が使われだしたのは、江戸後期あたりからの名前だそうです。
