栗色(くりいろ)

栗色(くりいろ) 茶色系統

色名・別名・系統

色名(かな) 栗色(くりいろ)
別名 特になし
系統 茶色系統

栗色の色情報・カラーコード

Webカラー(HTML) #6A3D2E
RGB R:106 G:61 B:46
CMYK C:0% M:50% Y:50% K:70%

栗色について

栗色は栗の皮の色

栗色くりいろとは、栗の実の表皮のような濃い赤茶色のことです。
江戸時代後期に流行し、栗梅くりうめ落栗色おちぐりいろ栗鼠色くりねずみいろ栗梅茶くりうめちゃなど、栗の名のつく色はいくつも存在し、栗色くりいろは人気の色でした。
英名をマルーン(maroon)といいます。
栗の樹皮やイガには、濃色を作るのに不可欠なタンニンが含まれていますが、栗色くりいろは栗染によって染色された訳ではないようです。

栗色は馬の毛色を表現することにも使われました

栗色くりいろのように濃い茶色の馬の毛並みを、「栗毛(くりげ)」といいます。平安時代の『法隆寺伽藍縁起幷流記資財帳(ほうりゅうじがらんえんぎならびにりゅうきしざいちょう』という文献には、「合馬参匹<二匹鹿毛、牡、歳各十二、一匹栗毛、牡、歳十一>」という記述があり、古くから「栗毛」という言葉が使われてきたことが分かります。

栗は貴重な食糧であり縁起の良い食べ物

栗は縄文の時代から、日本人の食生活に根付いており、5000年前には栗の栽培が行われ、当時の人々の食糧となっていたことが、青森県の三内丸山遺跡の調査から分かりました。
人々に安定して食糧を与えてくれる栗を、人々は祭祀のための建物に使ったり、栗の実を祭りのお供え物にしたりするようになり、食べることで厄除けになると考えるようになりました。
古来、干した栗を臼で搗いた(ついた)ものを「搗(かち)栗」と呼びましたが、戦の保存食として兵士に配らるようになりましたす。「搗(かち)栗」は縁起を担いで「勝栗」と呼ばれるようになり、 戦国時代の武士達が出陣や凱旋の際の「三献の儀」に用いられるようにもなりました。