色名・別名・系統
| 色名(かな) | 煤竹色(すすたけいろ) |
| 別名 | 煤竹色(すすだけいろ) |
| 系統 | 茶色系統 |
煤竹色の色情報・カラーコード
| Webカラー(HTML) | #6B4A21 |
| RGB | R:107 G:74 B:33 |
| CMYK | C:0% M:35% Y:70% K:70% |
煤竹色について
煤竹色は煤払い用の煤竹の色
煤竹色とは赤みを抑えた、暗い黄みの茶色のことです。
日本では古くから、天井や屋根裏などを掃除するのに先に枝葉のついた竹を用いたのですが、その煤払い用の煤竹といいました。
煤竹色という色名の由来は、掃除をして煤けて茶色がかった竹のような色とされます。
別の説として、囲炉裏から天井に向かって昇って行った煙で、茶色く煤けた竹の色というものもあります。
煤が壁や柱に染み付いた色は煤色になります。
煤竹色は男性がお洒落をする時の服の色
生まれたのは室町時代、江戸時代に流行色となった人気の色で、銀煤竹、藤煤竹、柳煤竹、伽羅煤竹などいくつものバリエーションが作られました。
江戸前期の遊里の百科事典「色道大鏡」には、男の着物は一に黒、二に茶、煤竹色や呂色がいい、と書かれています。
男性が遊びで使う服の色として人気を集めました。
江戸中期になると、八代将軍・徳川吉宗の贅沢禁止令によって、派手な色が禁止されたこともあり茶色が流行し、多くの茶色が作られるようになりました。
煤竹色は、宝暦年間(1751~1764)ごろに小袖や羽織、着物の裏地や帯の色として好まれました。
江戸後期に、地味な色が粋だとされた時代にも、煤竹色は人気がありました。
竹に由来する色はいくつか存在し、煤竹色が始めに作られ、江戸中期に若竹色、青竹色が作られました。
明治以降の近代には老竹色が作られ、竹の名のつく色の人気は続いています。
