色名・別名・系統
| 色名(かな) | 代赭色(たいしゃいろ) |
| 別名 | 特になし |
| 系統 | 橙色系統 |
代赭色の色情報・カラーコード
| Webカラー(HTML) | #AA4610 |
| RGB | R:170 G:70 B:16 |
| CMYK | C:0% M:75% Y:100% K:35% |
代赭色について
代赭色は中国の代州で採れる赤土が由来の色
代赭色とは、少し暗めの赤褐色を指します。
代赭という変わった色名の由来は、その昔、中国の代州(山西省)からは採取された良質の赭土(あかつち)のことを「代州赭」と呼んでいたことから来ています。
明治時代頃に布染に使われたり、郵便切手(一銭切手)に採用されることで、色名が広まったそうです。
本来は「岱赭」と表記しますが、最近では「代赭」と紹介されます。
「赭」は赤土(あかつち)のことで、古事記には赤土の顔料を「そほ」または「そほに」と呼んだと書かれています。
赭は色名にもなっています。
代赭の原料は赤鉄鉱
代赭色の原料は、弁柄色と同じく天然の赤鉄鉱(酸化第二鉄)です。
日本でも、赤鉄鉱は日本各地で採れるような、ありふれた鉱物ですが、顔料として使用するようになったのは、中国から日本に伝えられた後のことです。
日本画において、代赭色は土や樹皮、人間の肌色などに多く使われています。
ちなみに、天然の酸化鉄である赤鉄鉱はとても硬く加工するのが大変なので、現在では人工的に造られた酸化鉄を原料にしています。
世界には、美しい良質の土の産地名を、絵具の色名にすることが多々あり、代赭色に似た色名としてはイタリア、トスカーナ地方産の土から作られたロゥ シェンナ(raw sienna)、ウンブリア地方産のアンバー(umber)が有名です。
