色名・別名・系統
| 色名(かな) | 柑子色(こうじいろ) |
| 別名 | 柑子色(かんじいろ) |
| 系統 | 橙色系統 |
柑子色の色情報・カラーコード
| Webカラー(HTML) | #F9A027 |
| RGB | R:249 G:160 B:39 |
| CMYK | C:0% M:43% Y:95% K:0% |
柑子色について
柑子色は柑子ミカンの色
柑子色とは、少し黄色がかった橙色のことです。
柑子は柑子ミカンのことで、柑子色こうじいろはその果皮の鮮やかな橙色を指します。
ミカンのことを古くは橘といい、ミカンの一種である柑子は橘の変種とされます。
平安末期の説話集である「今昔物語」には講師の帽子の色として登場しており、この頃には存在していたと考えられます。
元慶5年(881)の宣旨以来、茜、紅花と梔子を交ぜ染めするのは深浅を問わず禁じられており、この染法で染められたであろう柑子色は着用できなかったはずですが、黄朽葉とか山吹色と別名であると主張してきた人が多かったようです。
鮮やかな色ですが、控え目に使用されていた色とされ、また萱草色に似ているためか喪に服す時の袴の色にも使われたそうです。
室町時代末期に書かれた「胡曹抄」に襲の色目として、花橘は「表:朽葉、裏:青」であることが書かれています。
江戸後期の「薄様色目」には、襲の色目として、橘は「表:濃朽葉、裏:黄」とあり、これは橘の実とその葉を表すそうです。
柑子色のバリエーションには、薄格子、紅柑子があります。
明治に入ると温州みかんの色である蜜柑色が登場し、現在では蜜柑色のほうが一般的に使われている色名です。
