金色(きんいろ)

金色(きんいろ) 黄色系統

色名・別名・系統

色名(かな) 金色(きんいろ)
別名 金色(こんじき)
系統 黄色系統

金色の色情報・カラーコード

Webカラー(HTML) #D1A10C
RGB R:209 G:161 B:12
CMYK C:0% M:25% Y:100% K:20%

金色について

金色は神聖で高貴な色

金色きんいろ少し赤みがかったくすんだ黄色のことです。
貴金属である金(ゴールド)そのものの色です。
金の古名は「くがね」といいます。
金色きんいろは複数の読み方があり、仏教においては「こんじき」、金色きんいろは錆びることなく不変であり生来不変の意味から「生色(しょうじき)」ともよばれます。
金色きんいろは「黄金色こがねいろ」ともよばれますが、黄金色こがねいろは金だけでなく、「秋の夕焼けが空を黄金に染めた」「太陽の光を受けて輝く稲穂」のように金以外にも使われます。

金色きんいろは神聖で高貴な色とされ、神仏の崇高さや超越性、荘厳さを表しました。
特に仏教では仏陀の教えや浄土を表す象徴的な色で、仏陀の肉身が金色きんいろであち、極楽浄土も金色きんいろに輝いてるとされます。
仏教寺院である伽藍の中心である仏堂を金堂といいますが、これは堂内を金色きんいろにすることに由来します。

権力者たちは金色を使って権威を示しました

逆に俗世においても、地上の富と権威を象徴し、持ち主を豪華絢爛に飾り立てました。
奥州の藤原氏は金を産出することで栄え、天治元年(1124)に中尊寺に金色堂を建立しました。
室町幕府の最高権力者である足利義満は、応永4年(1397)に京都北山に金閣寺を建てます。
安土桃山時代には織田信長や豊臣秀吉のような権力者が、城郭の内部を壮麗な金碧障壁画で飾り自身の財力と権力を誇示しました。
日本は金色きんいろによって飾り立てられた国であり、マルコ・ポーロの『東方見聞録』の中で日本は黄金(おうごん)の島として紹介されるほどでした。