黄土色(おうどいろ)

黄土色(おうどいろ) 黄色系統

色名・別名・系統

色名(かな) 黄土色(おうどいろ)
別名 特になし
系統 黄色系統

黄土色の色情報・カラーコード

Webカラー(HTML) #C58F27
RGB R:197 G:143 B:39
CMYK C:0% M:32% Y:90% K:25%

黄土色について

黄土色は黄土を精製した色

黄土色おうどいろとは、黄みがかった茶色のことです。
黄色い土つまり黄土を精製した、弁柄べんがらなどと並ぶ人類最古の顔料の一つです。
黄土色おうどいろがの使用例に、高松塚古墳の壁画やラスコーやアルタミラの洞窟画があります。

日本では水酸化鉄を含む泥土を精製した黄土絵具が知られていましたが、主に絵画の下塗りに使われていたので、黄土色は高松塚古墳の壁画以外では目立って使用例はありません。
その他の用例としては、陶土や土壁用に、また染料として赤土の丹摺(にずり)と同じく使われていたそうです。
奈良(天平)時代の「正倉院文書」には壁色と記されています。

世界的に見ても、黄土は顔料として古くから使われてきました。
黄土は中国黄河流域、中部ヨーロッパ、北アメリカ内陸部にわたって広く北半球の地表を覆う堆積土層に広く分布しています。
旧石器時代の最古の洞窟壁画にすでに黄土は使われており、黄土は人類最古の顔料のひとつといえます。
古代中国は黄土によって育まれ、黄土色おうどいろは大地を象徴する根源的な色であり、万物の中心を表す色でした。