色名・別名・系統
| 色名(かな) | 鳥の子色(とりのこいろ) |
| 別名 | 特になし |
| 系統 | 黄色系統 |
鳥の子色の色情報・カラーコード
| Webカラー(HTML) | #F2E3C6 |
| RGB | R:242 G:227 B:198 |
| CMYK | C:0% M:5% Y:20% K:5% |
鳥の子色について
鳥の子色は鶏の卵の殻のような色
鳥の子色とは、少し赤みがかった薄い黄色のことです。
鳥の子といえば雛ですが、鶏の卵の殻のような色を指します。
少しひねりがあり、品のある貴族趣味的な色名です。
鳥の子色という色名は鎌倉時代にできたそうです。
平安時代には少し黄みのある雁皮の樹皮を原料にした「雁皮紙」という上質な和紙がありました。
雁皮紙は古くは斐紙や肥紙と呼ばれ、滑らかで緻密な紙質を持ち虫の害にも強いため、重要書類に用いられました。
この和紙の色も鳥の子色のような薄い赤みの淡い黄色で、鎌倉末期から「鳥の子紙」とよばるようになりました。
時代が下るにつれて、鳥の子色はこの鳥の子紙の色と誤解されるようになり、だんだんと白っぽくなったそうです。
平安時代には色名はありませんでしたが鳥の子にちなんだ配色はあり、「鳥の子襲」という襲の色目があり、「表:塋色(みがきいろ)、裏・蘇芳(すおう)」となっています。
塋色は光沢のある白絹のことで、鳥の子襲は老人の衣装に使うそうです。
江戸時代になると卵色が誕生します。
戦乱の世が終わり、物流が改善し庶民が卵を気軽に手に入れられるようになって、卵の殻ではなく中身が色名になったというわけですね。
