鶯茶(うぐいすちゃ)

鶯茶(うぐいすちゃ) 黄色系統

色名・別名・系統

色名(かな) 鶯茶(うぐいすちゃ)
別名 特になし
系統 黄色系統

鶯茶の色情報・カラーコード

Webカラー(HTML) #827835
RGB R:130 G:120 B:53
CMYK C:0% M:4% Y:70% K:60%

鶯茶について

鶯茶は江戸女性が普段着に愛用した色

鶯茶うぐいすちゃとは、黄みが強めのくすんだ黄緑色になります。
鶯の羽根のようなくすんだ黄緑色は鶯色うぐいすいろのことですが、それに茶色の赤みを加えたような渋い黄緑色を指します。
江戸時代にはなぜか鶯色うぐいすいろより鶯茶うぐいすちゃのほうが広く知られており、鶯茶うぐいすちゃは江戸時代の早い時期の茶の流行色名の一つです。
近松門左衛門の浄瑠璃にも布子という木綿の綿入れの色として鶯茶うぐいすちゃが出てきます。
鶯茶うぐいすちゃの持つ、暖色とも寒色ともいえない微妙な色調が好まれたのか、江戸中期には女性の小袖など普段着の色として大流行しました。
鶯茶うぐいすちゃは時代が下るにつれて色が薄く緑がちになり、鶯色うぐいすいろ鶯茶うぐいすちゃの色みの違いが少なったそうです。
江戸中期の川柳に「うくひすといふて路考は染めにやり」というものがあり、この「うくひす」は「鶯茶うぐいすちゃ」、路考は「路考茶ろこうちゃ」を指します。 もしかすると鶯茶うぐいすちゃ路考茶ろこうちゃのように、もう少し黄赤みが多めの色だったのかもしれません。