色名・別名・系統
| 色名(かな) | 藍墨茶(あいすみちゃ) |
| 別名 | 相済茶(あいすみちゃ) |
| 系統 | 黒色系統 |
藍墨茶の色情報・カラーコード
| Webカラー(HTML) | #1D2839 |
| RGB | R:29 G:40 B:57 |
| CMYK | C:40% M:20% Y:0% K:90% |
藍墨茶について
藍墨茶は藍で作った墨の色
藍墨茶とは、青みがかった黒色のことです。
「藍墨」とは藍が発行してできる「藍の華」を乾燥させ、棒状にした藍の墨のことで、浮世絵などに使われました。
藍墨茶は、藍染めの衰退とともにほとんど作られなくなった、今では幻といえる墨の色を思わせる黒にも近い藍色です。
青みがある色にも関わらず「茶」とついているのは奇妙ですが、ここでの「茶」は「暗くくすんだ色合い」という意味になっています。
藍墨茶は江戸中期の享保の時代に現れた色です。
八代将軍・徳川吉宗の倹約令によって、庶民の着物の色が「藍色・茶色・鼠色」に制限されたことにより、様々な藍色が生み出されたために生まれた色でしょう。
藍墨茶から相済茶に呼び名が変わりました
藍墨茶の別名を「相済茶」といいます。
「相済」は「貸し借りが済みました」という意味で、騒動が丸く収まったということです。
「相済茶」の由来としては、昔、現在の東京文京区にある神社、根津権現の祭りの時に喧嘩があり、仲直りの証として、お互いの服の色を藍墨茶に染めさせ合った、という話から来ています。
江戸文化に洒落っ気は付き物で、「媚茶」のような語呂合わせから生まれた色名も存在し「相済茶」も同じ意味合いの色名です。
